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no title

 

初めての離乳食。ちびすけは私たち大人が食べているものに滅茶苦茶興味を示していて、離乳食が楽しみだったけど、一日目はギャン泣きされて終わりました。ちびすけがうっわなんだこれって顔をしてから、ベッと全て口から出した後ギャン泣きするのを見て爆笑しました。親もこの道を辿ってきたのね・・・。離乳食の道のりは険しいって聞くし、トイレトレーニングとかも始まったら本当に大変なんだろうなと今から心配している。まだ寝がえりすらしないちびすけだけど、私も好きな男もまったく気にしていない。他の子を知らないっていうのが大きいんだろうけど、早産で生まれてきた時も大して気にしなかったから、たぶんこういう性分なんだと思う。

 

早ければ9月に働くかもしれないと言っていたけど、年内中に実現しそうで嬉しい。保育園はまだ話すら聞きに行っていないけど、結構空きがあるみたいで少し安心した。多分北海道だからそうなんだろうな。埼玉東京辺りじゃ大変だろうな。私はやっぱり介護職に戻りたいけど、ちびすけのことを考えたら変則勤務も夜勤もできないし、どうしても仕事の幅はグッと狭まってしまう。好きな男は私がどんな仕事に就こうがなんでもいいよって言う。「やりたいことやりな、そこに関しては口出すつもりはないからさ」って言う。そういうところ全然変わらないし滅茶苦茶好きだな。月10万もあれば大分豊かな生活ができると思うって言われたから、そんなに給与面で思い詰める必要はないんだろうけど、やっぱり介護職は安いし、でも介護職大好きだし、っていう葛藤に揺れている。事務とか出来る気しないし、接客も苦手じゃないけど、うーーーーんって感じ。

人の金で生活するのに罪悪感を感じて、自分の価値を見出せないという話を好きな男にしたら、やっぱり分かってもらえなかった。「俺だったら養ってもらえるなら全力で甘えるけどな」まあ、大半の人がそうだろうな。「なんていうか、自分の身の回りの物くらい自分で買いたいし払いたいし、自分のことで頼りたくなくて、自立していたいっていうか、なんかそれって対等じゃないじゃん」「俺は対等だと思ってたけど文ちゃんは違うの??」うーん、論点がズレる。「俺が仕事辞めて養ってって言ったらどうする?」「それは全然いいよ」あくまで自分の話なのだ。「文ちゃんが家のことをやってくれるから俺が仕事を出来ているわけで、俺は対等だと思っているし二人で稼いだお金だよ」・・・懐の広さエグくない?と言ったら笑ってた。

好きな男は沼のように甘い。デロッデロに甘い。なんかすごいよね(唐突に無くなる語彙力)

好きな男はいつも中立な立場にいて、私が専業主婦でもいいし、働きに出てもいいよ、任せるという。常に文ちゃんはどうしたいの?というスタンスでいる。それって普通にできないことで、これが年の功なのかと感心する。無関心なわけじゃないよと言って笑う。分かってるよ。

 

もし何もかもうまくいって、ちびすけが保育園に入ったら、どんな刺激を受けるんだろうか。私は昔の記憶があんまりない方だと思う。兄と私は幼稚園、弟から下の3弟妹は保育園に通っていた。幼稚園は制服があって、バスに乗って(超近くて2分くらいで着く)、いっぱい遊んで、楽しかった気がする。小さな小さな町だったから、みんな友だちで毎日が楽しかったな。どうでもいい話だけど、私の母は授業参観が嫌いだった。というかおそらく学校というもの自体が嫌いで、できるだけ近寄りたくない、みたいな意識が多分あって。授業参観に母は来ないだろうなと思い、周りの子がソワソワ後ろを振り向いたり、張り切って手を挙げている姿を冷めた目で見ていた。ふと教室の前のドアに目を向けると、普段着の母の姿があった。よれたTシャツに色あせたジーパンの母が私に手を振っていた。そのあとすぐ帰ってしまったけど、私はその一瞬がすごく嬉しかった。なんか、そんな小さなことをよく思い出す。

 

母に会いたいなと思う。母に会いたい。いつになるのかなあ。はやくちびすけに会わせてあげたい。ニュースで、お盆におばあちゃんに生まれた子どもを見せるために帰省しましたって言ってる人がいて、心底羨ましいと思った。母に会いたいな。

 

なんか、こんなことを書くつもりで開いたんじゃない。書いているうちにどんどん暗くなってしまうの、どうにかなんないのかな。

 

そういえば高校の友人がアマギフをくれたのでサーキュレーター買いました。サイコー。QOL上がりました。ありがとうございます。